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2001年夏の旅行記

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 かみさん、雄輝、美優は8月1日に先に帰省
している。私は8月3日に香川の高松へ向かっ
た。高松空港に降り立つ私、弟と家族3人が
出迎えてくれた。
 そして、恒例のうどん屋直行コースへ!今回
は弟の紹介の「中西」という大衆セルフの店
だ。詳しくは「おやじの薦め番外編」へどうぞ。
魚肉ソーセージを丸ごと1本揚げた天ぷらは
驚天動地の品だ。
 その後、実家へ、半年ぶりだ。

 実家に着き、汗がようやくひいたころ、雄輝
が「高徳線乗りたい〜」と。高徳線とはわが実
家のそばを走る、
松と島を結ぶJR四国
のローカル線だ。このくそ暑い中、美優も着い
て来るという・・・。高松駅の駅舎がここ数年仮
設のものであったが、これは新駅ビル建設の
ためだった。駅ビルだけでなく駅周辺全体の
都市開発である。すべてができたわけではな
いが駅ビルは完成した。隣接する高松港もか
なりきれいになった。 

 わが実家の最寄駅は高松から2駅、路線は
弧を描いて高松へ向かい、途中小山をひとつ
超える。ちび達の楽しみ、トンネルがひとつあ
る。雄輝は先頭車両で(といっても2両編成だ
が)景色にかじりつき、美優は運転手に興味を
持った。
 このトンネルを越えると住宅地の中を単線が
走り、西から来る予讃線(高松〜宇和島)、土
讃線(高松〜窪川)、瀬戸大橋線(高松〜岡
山)と合流し、高松駅に至る。

 昔は貨物の操車線がたくさんあり、非常に大
きな駅の印象であったが、それらはほとんどな
くなり払い下げられ、区画整理された。現在は
旅客用のホームが0〜9番線あるだけとなっ
た。0番線があるというのも珍しいのだが、要
は1番線の左右いずれかに新設ホームができ
た時にやむなくそうなることが多いのだそうだ
が、高松駅も確かそういう理由だった。今のホ
ームは新設ホームなので、その際に1番から
振り直せばよかったのだが、0番線が利用客

に馴染みが深いということで残されたらしい。

 高松駅は終着駅だ。多くの駅がそうであるよ
うに右から来た線路が左に行っている訳では
ない。どん詰まりだ。上写真のようなストップマ
ークがあって、線路はそこで途切れるわけだ。
右写真は新しい駅舎ビル・・・というかビル自
体は写真左側で、正面玄関みたいなもの。3
〜4階まで吹き抜けで、要は無駄な空間が広
がっている。

 その無駄な空間で夏休みの子供用のイベン
トがあり、アンパンマン人形が置いてあったの
で意味もなく撮影。なぜかこういうものがあると
こども達と撮ってしまう・・・。なんか妙にメロン
パンナチャンがかわいい。駅の外でもなんか
イベントやってたらしいが、くそ暑いので見て見
ぬふりをした。
 駅ビルの店でこんなん見つけました。いつ流
行ったのか知りませんが、地方の悲しい性で
すねぇ。いちいち言わなくてもいいのに・・・。

 高松駅には岡山から瀬戸大橋を渡ってくる
瀬戸大橋線があり、約1時間に1本の快速が
ある。その名もマリンライナー。いつからこのカ
ラーリングなのかは分からないが、桃太郎の
絵が配された車体(この1両だけで他の車両
は普通色)の前で1枚・・・。
 帰りも同じ高徳線で2駅。しばらく走ると予讃
線などと分かれ、単線区間となる(右写真)。
帰りも先頭でかぶりつきだ。約5分で最寄駅
「栗林公園北口」に着く。

 そして、この短い旅行は終わりを告げた。
 汽笛を残し1両編成の各駅停車は栗林公園
北口駅を後にした。美優はピースができてい
るかどうか確認しつつ確認後、なぜかピース
が3歳になっている。この1両の車両にも運転
手と車掌がおり、赤字なのに何故ワンマン化し
ないのか不思議だが、この車掌が車中で運転
手に語っていた。
「オーバーヒートしそうやけん、冷房切った。」
おいおい・・・。

 初登場、おやじの弟。ちび達の人気No.1だ。

 定番!花火。美優は晩飯後、もう寝そうだったのだが、「花火するぅ〜」と復活。

 次の日、一行は香川県満濃町にある(おや
じの)じーさま宅へ。弟の車はこの春で廃車と
なったので、レンタカーを借りて2台で行動。お
やじのおやじの車を追ってぜんぜん知らない
道を行く。JR予讃線八十場駅横を越えてしば
らく行くと四国八十八ヶ所のひとつ、七十九番
札所天皇寺の麓にあるところてんやさん。まだ
こんな風情のあるところが残ってたんだと思わ
せられる。100年前と変わらないといわれても
信用できる風景だ。

 各種ところてんがあるが、ところてん以外は飲み物だけ。大人はノーマルなところてん(大小
あります)、こども達は黒蜜ときなこをかけたところてんを注文。こんなところてんあったのだと
はじめて知った。この札所の詳細やところてんは説明すると面倒なので以下のリンクに詳しい
のででどうぞ。<七十九番札所天皇寺> <八十場のところてん>
 結構田舎育ちのおやじだが、「玉虫」なるものの存在は知っているものの、自然に生きてる
「玉虫」を見たことはなかった。見つけちゃいました、ところてん屋で・・・。みてください、これが
ほんとの玉虫色。ちょっと変わったゴキブリのようにも見えますが、そうじゃありません。カミキ
リムシのようなものといえば印象できるでしょうか・・・。いやぁ、こどもより大人のほうがはしゃ
いでしまいました。せみは捨てるほどいました(写真中4匹います)。

【予備知識】飛鳥文化を代表する工芸品「法隆
寺玉虫厨子」の透かし彫りの金具の下には
2563匹の玉虫が貼り付けてあるそうです。

んで、昼飯はやっぱりうどん。丸亀市内にある
「飯野屋」に行った。おやじのおやじが以前丸
亀市内に住んでるころはよく行ったものだが、
最近はご無沙汰だった。ん〜、味もコシもさす
が、写真はシンプルなぶっかけうどんです。詳
しくは「おやじの薦め番外編」へどうぞ。

そしてじーさま宅に着き、おやじはビール。こど
も達はお菓子三昧。ふといなくなったおやじの
おやじ・・・。数分後帰ってきたおやじのおやじ
の手にはあぶらぜみ。美優は怖がることなく
(怖がるという感覚がまだないのか・・・)、わし
づかみ。その後黄色いスイカをいただき、ちび
達はご満悦。これ以外にも各々ゼリーを2個
ずつ、おやじ連中のつまみ(するめ、ピーナッ
ツなど)をバクバク・・・、食いすぎだ。さっき昼
飯にうどん食ったばかりだろっ!


せみを逃がし、バイバイするふたり

 (おやじの)じーさま宅はせみの宝庫だった。庭の木々には無数のせみの抜け殻。一枝にい
くつも群がるものもあり、雄輝はそれを集めるのに大忙し。持って帰ってどうするつもりだ・・・。
じーちゃんもばーちゃんも元気そうで何より、一行は帰路に着いた。帰り道沿いにある道の駅
で名物?「うどんアイス」を食す。すんません。おやじがトイレから出てきたらすでにここまで食
われてました。アイスの中にうどんの細切れが入っているが、うどんの味はしない。ノーマルう
どんアイスの他にスーパーやらウルトラやらあったようだが、これはうどんつゆの味がだんだ
ん濃くなるらしい。怖くて食えなかった・・・。下写真右はうどんを伝えた人で智泉大徳という人
で空海のお姉さんの子らしい。

  

 次の日、高松三越で催されている世界昆虫
展へ行ってみた。ありましたありました、「玉
虫」がちゃんと標本で・・・。これであれが間違
いなく「玉虫」であることが証明された。正確に
は「ヤマトタマムシ」とあり、漢字で「玉虫」と書
いちゃいけないのかどうかは分からん。この他
驚かされたはの海外のカブトムシを触れると
いうこと。昔標本や図鑑でしか見たことのなか
った憧れのオオカブトに、今は触れちゃうんで
すね〜。びっくりしました。


日本のカブトムシ


コーカサスカブトムシ(アトラスかも知んない)

それも何十匹と野放しなのだ。この大きさの違
いを見よ!さすが世界のオオカブトって感じ。
ヘラクレスオオカブトやネプチューンオオカブト
などは値段的に高価で、さすがに触れる代物
ではないようだ。ここでも美優はわしづかみの
連続。雄輝はちょっと気を付けながら触るとい
った感じだが、怖がっているようではなかっ
た。その後、昼ご飯はデパート屋上のレストラ
ンでお決まりのお子様ランチ!ドライアイスで
煙吐いてます。

 その後1台の車で乗り切らない我々は、車班と電車班に分かれ高松駅へと向かう。雄輝とお
やじとおやじの弟は高松琴平電鉄、通称「コトデン」で高松駅へ。最近は白と緑のカラーリング
が施されているようだが2段上の写真のように元国鉄のような配色の電車が大半だ。下写真
は高松築港駅。玉藻城に隣接するというか、その中にあるような駅である。ホームは石垣に
面している。このコトデンをJR高松駅まで延伸し乗り継ぎをしやすくするなんて構想があったら
しいが、頓挫したらしい(遠い将来にはあるのかも?)。

 手前から、雄輝、おやじのおやじ、美優、か
みさん、おやじの弟、おやじのおふくろ、おやじ
のおばーさん(母方)である。ひ孫からひいば
ーさんまで勢揃いってこと。

美優はピースを覚えたてで、どの写真もピ

ースしまくり。もうやんなくていいって・・・。


ひいばあちゃんと一緒に


おばあちゃんと一緒に


おじいちゃんと一緒に


一心不乱に食べつづける美優

 このあと実家のみんなと別れ、瀬戸大橋線
で一路岡山へ、岡山からは新幹線で山口へ向
かう。瀬戸大橋を通るというと、チビふたりが
足で作った瀬戸大橋を披露してくれた。瀬戸
大橋の上から窓を覗き込む雄輝・・・、「海の上
を走っているんだよ。」というと「・・・。」、黙った
ままだった。下写真は先頭より進行方向を望
んだもの。向うから電車が来るときは、橋がた
わんでいるのを見ることができるらしいが未だ
見たことがない・・・。

 岡山駅では瀬戸大橋線から新幹線ホームに
乗り換え、ひかりレールスターを、待つ。時刻
表で調べたとおりその待ち時間に500系のぞ
みが入線する。このくそ暑い中、荷物を二つ担
いで雄輝の手を引っ張りつつ、ホームの端っ
こへ・・・。そしたら全く偶然!上りの電車は調
べていなかったのだが、700系のぞみが入
線、JR東日本が開発した700系とJR西日本
が開発した500系のランデブーとなった。


JR西日本のみで走るひかりレールスター(車体は700系)と満面の笑みの雄輝

 車内は予想に反し超満員。写真撮影後、ホームの端から中央よりに歩いてきた(レールスタ
ーは8両編成)訳だが、結局空いてる席を求めて1号車から8号車まで歩くはめになった。肩
はだるいは汗は噴出し止まらぬはで、とんでもない状況だったが、広島駅に着くころようやく汗
がひいた。しかし、レールスターの指定は快適だ。椅子は通常の5列でなく、グリーンと同じ4
列だ。また各車に電源があり、モバイルパソコンで仕事をしながら目的地に向かうことも可能
だ。私の場合、デジカメの充電に使用させていただいた。


広島〜小郡間走行中


広島〜小郡間走行中(トンネル内)

 山口市はかみさんの実家だ。小郡駅から車
で東に10分ほどのところにある。小郡から車
を走らせると、村田蔵六(大村益次郎)生誕の
地、鋳銭司の手前だ。大村益次郎を知らない
人はこちらからどうぞ(山口県秋穂町の小学
校のみなさんがまとめた資料があります)。或
いは司馬遼太郎著「花神」をどうぞ。着いてす
ぐに庭の池で糸トンボを見つけた。いやぁ、懐
かしい・・・、もう何年も糸トンボなんて見ていな
かった。この他もう1匹おり、この2日後交尾

し、産卵していた。やごがわさわさ生まれてくる
のだろうか、いや、その前に多分鯉のえさにな
っちゃってるな・・・。
 散々遊んで、高松〜小郡の移動を経たその
夜、疲れきって同じような格好で寝る二人。め
ちゃめちゃ涼しいというわけではないけれど、
クーラーは要らない。しん・・・と静まり返った夜
に聞こえるのは虫の声くらい。時折吹く弱い風
が十分涼しい(さすがに扇風機は回してました
けど・・・)。

昼間の暑い時間帯を避け、夕方、人気のなく

なった(昼間に人気があったのかどうかは不

明)海岸へ海水浴に出かけた。雄輝にとって

は2回目の海、但し海水浴は初めてだ。美優

 次の朝、そこら従走り回って遊ぶちび達。案
の定転んで頭を敷居かなんかにぶつけた美
優。おでこの右上、3cmぐらいの「たんこぶ」、
分かりますか。

はもちろん、初めての海水浴である。ふたりとも何度も海に来たことがあるかのような振る舞
い、まったく躊躇することなく海へまっしぐら。かみさんとどんどん沖へ・・・。カメラ係おやじはズ
ボンをぬらしながら撮影しとるっちゅーのにさらに沖へ・・・、光学3倍ズームといえどもそんな
に離れちゃあ3人とも米粒程度にしか写らんわい。私の横ではじいさま(義父)が同じようにズ
ボンぬらしながらビデオ撮影中だ。ようやく戻ってきたところで撮影は終わりにし、海パンに変
え、おやじも海中へ。雄輝と遊んでいると、数キロ先にあるテトラポットの堤防を指差し、「あそ
こまで行きたい・・・」、戻ってこれんというか、多分行きつかないだろう。

 次の日、午前中から一路下関へ。市立しも
のせき水族館「海響館」へ向かった。関門海
峡大橋の下をくぐって、下関市街地へ、海峡に
面したエリアに海響館はある。今年の4月にオ
ープンしたばかりの施設だ。
 まず入ってからイルカショー、アシカショーを
立て続けに見学した。二つ下の写真、手前か
ら雄輝、美優、かみさん、おばあさま、おじいさ
まである。なぜかチビふたりはカメラ目線であ
る。意識すんなっちゅーに。

アシカ

最近美優の写真をとるときは、「増田美優ちゃ
んっ」と呼ぶ。反射的に美優は「は〜い」と返
事する。その際まあまあいい顔をするからだ。
しかし今日はそうではなかった。右写真のよう
に大口を開けたり、右下写真のように見たこと
ないような顔をした・・・。下写真は池の中をガ
ラスのトンネルで抜けるような構造のもので上
下左右がすべて水槽になっている。自分の頭
の上や足元をいろいろな魚が泳ぎすぎてゆく
のだ。


美優ととらふぐのにらめっこ一番勝負!


シロナガスクジラの骨、3〜2階に渡って展示


円筒形の水槽越しに撮影


オウム貝

 さて、下関を後にした一行は昼食を取り東へ
向かう。左写真は山口名物、県道の黄色いガ
ードレールだ。ここ山口県では県道はすべて
黄色いガードレールだ。
 目的地阿知須町では「きらら博」が開催され
ている。「燦めく」を「きらら」という親しみやす
い表現にするとともに、山口という地域性をは
っきりさせ、山口県の未来に対するイメージや
活力を表現・・・しているらしい。テーマは「いの
ち燦(きら)めく未来へ」で、サブテーマはひとと
いのち、自然といのち、産業といのち、地域社

会といのち、だそうだ。そのテーマと各パビリオンや催しがどうつながるかは良く分からないが
結構な客数であった。以下は山本寛斎プロデュースのミュージカルというか演劇というか、所
謂そんなやつだ。最後の黄色いでっかい人形はおやじには良く分からん。この博覧会が終わ
ってどこかの公園に設置されたとしたら、多分、夜見たら妙に怖いはずだぞ。



続いて博覧会の目玉、午後8時から行われる光のファンタジー・・・みたいなやつ。会場に設置
されたセットで、霧吹きのように水の幕を作り、そこに映像を映し出し、レーザーと花火で盛り
上げる。写真だけ見るとなんのこっちゃ分からんでしょうけど、一応ストーリーがあります。

 以下写真は博覧会会場中央にある鯨型ドームです。大きなドームと小さなドームを曲線的に
屋根を結んだものだ。博覧会以降もいろいろな催しなどに使われるのだろう・・・。
 こうして今年のおやじの夏休みは終わった。この後、10日には美優が3歳に、23日には雄
輝が5歳になる。彼らが大きくなったとき、こんな夏休みがあったことを覚えているだろうか・・・

 

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